介護ストレスは早めに解消を

どれだけ心優しく奉仕精神が優れていても、そしてどれほど優しく丁寧な相手であっても、介護というのは常にストレスがつきものとなってきます。
例えば多くの女性にとって肉親、中でも自分を育ててくれた母親というのは大切な相手になります。
しかしながら、例えば寝たきりになって朝起きて着替えさせることから始まり、食事、排せつ、風呂など、生活するにおいて当たり前のことを常に行わなければいけない、これはかなり大変なことです。
一度ならともかく、毎日となると負担は想像以上のものとなります。
ここまで重症でなくとも、世話をしなければいけない、そういった責任は強迫観念とも似ていて、時として自分自身を追い詰めてしまうことになります。
特に真面目な人、完璧主義者こそ陥りやすくなっていて、介護疲れからの犯罪など最悪のケースとなる場合もあります。

そうならないためには、定期的にストレスを解消することが大切です。
デイケアやヘルパーなどのサービスを利用する、好きなことに取り組む、時には誰かに任せて羽を伸ばすなど、発散させる方法を見つける必要があります。
少子高齢化が進んでいる昨今、しかも医療義技術や薬の開発によってさらなる長生きが考えられるので、介護は他人事ではなく、誰でもしなければいけないものであり、覚悟が必要となってくるのです。
そして互いにとって良い関係を築き続けるためには、ストレスを感じたらすぐに解消すること、これが大切になります。

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